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映画「解夏」

さだまさし原作の映画「解夏」がテレビ初放映ということで、やっと観られました(上映の頃は絶賛デスマーチ中)。ちなみにテレビドラマでやった方は、俳優さんこそ好みでしたが、どうにも原作からかけ離れすぎた演出についていけず3回目で脱落してますが。

大沢たかお演じる主人公・隆之が罹る「ベーチェット病」は、発症後に失明することも多い、原因不明の難病だ。働き盛りで、婚約者のいる身の彼の身の上に突然この難病がふりかかる。もし自分がその立場に置かれたら、自分と婚約者の将来を思い、ただ絶望してしまうだろう。主人公もやはり苦悩するが、その中で少しずつ自分を立て直し、やがてその運命を受け入れる強さ…というか、諦念を得るに至る。そこには、人間の弱さと、したたかな強さを感じる。

起伏を抑えた演出は原作の味わいを十分に発揮しており、長崎の美しく穏やかな風景は、この厳しい物語をうまく受け入れるのに作用しています。ああ、いい作品でした。惜しむらくはラストシーン後、テロップが簡略化されていたこと。ここで初めて流れる主題歌を、この物語を終える時に聴きたかったなぁ、それだけです。

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2005年05月01日 00:25に投稿されたエントリーのページです。

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