→講談社「ファンサイトの作り方」(ゴルゴ31さんより)
ファンサイトも、結局の所は運営者がどこまで作品のファンであるかに盛り上がるかどうかが掛かっているのは当然の帰結。というだけではアレなので、自分もファンサイトをかつて運営(そして放置)しているので、自分なりのノウハウを書いておこう。
1.ファンサイトの公開は極力早く。
これは第一条件。特にオンエア後に作品の情報を求める人が急増するので、サイトは極力オンエア前に行うこと。雑誌などの情報だけでも、それなりになんとかできる。
2.ファンの交流の場を設ける
掲示板とか、ファンイラストの募集と掲載とか。ファンは仲間を求めるものだ。今ならmixiなどですぐコミュニティが形成されるので必要性は相対的に下がっているが、それでもまだ需要は高い。女性やクリエイター体質の人たちに人気の作品であれば、お絵かき掲示板も有効かもしれない(これは実践してないので分からない)。
3.作品終了後もオフラインの活動を続ける
ゴルゴ31さんも指摘しているが、作品の連載や放映が終わった後、一般には熱は急激に冷めるもの。私は、周囲の助けもあって、運良く色んな展開を行うことができた。「Happy Fun Fun!」のときは、『常連さんの投稿をベースに同人誌発行』→『オンリーイベント開催』というコンボを5年間続けた。しかもほとんどは放映終了後。「ぽぷケット5」のときはDVD-BOX発売と重なったため、メーカーの人からお話を頂いて、会場内での宣伝を兼ねたポスタープレゼントを実施したりした。オフラインの交流は、その作品への愛を深く再確認できるし、何より楽しい。
・1998年2月:「ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー」放映開始
・1998年12月:同人誌『Happy Fun Fun!むっく』発行
・1999年2月:「ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー」放映終了
・1999年8月:同人誌『むっく完全版』発行
・1999年12月:同人誌『Happy Fun Fun!ぶっくの1』発行
・2000年3月:オンリーイベント『ぽぷケット』開催、同人誌『ぶっくの2』発行
・2000年8月:同人誌『ぶっくの3』発行
・2000年12月:同人誌『ぶっくの4』発行
・2001年1月:オンリーイベント『ぽぷケット2』開催
・2001年9月:オンリーイベント『ぽぷケット3』開催
・2002年7月:オンリーイベント『ぽぷケット4』開催
・2003年5月:オンリーイベント『ぽぷケット5』開催
・2004年3月:オンリーイベント『ぽぷケット6』開催
4.継続することで開ける道もある
私の場合は、なぜかクリエイターの人とお知り合いになってしまった。今は葉書やメールでたまに近況を伝えるだけの間柄だけど。「プリンセスチュチュ」のオンリーイベント『金冠町ファンタジイ3』で、オリジナルキャストを会場に直接お呼びして、ライブで15分ものミニドラマを実演してもらう、というありえない事が実現できたのは、この方が企画を提案してくださったからに他ならない。この作品はキャストやスタッフが本当に仲良しになったそうで、だからこそ、その企画に皆さんが協力してくださったのだと思うが、我々ファン側の熱意をイベントなりで表現し続けていて、それが伝わってたからというのもあると思う。まさに「継続は力なり」。
運営中は毎日のように更新ネタが出てくるので、熱病にうなされるかのように情報収集と更新を続けることになるので、ブログやRSS配信などのツールが整っている今は楽になっているとは思いますね。制作現場の人たちも、ファンサイトには注目していますので、ファンサイトを運営されている人はぜひ頑張って欲しいです。
え、私?!最近は小西寛子ファンとして「天使になるもんっ!」全巻を見直し中。面白いな、やっぱ。