沙絵ちゃんのシンボル「なると」は、伊藤氏がキャラクターデザインを行う過程でキャラクターを表現するものとして出てきた。が、寺田プロデューサには全く理解できなかったらしく、反対された。しかし、伊藤氏はちょっとずつ作品に「なると」を登場させた。
佐藤カントクは予告編ビデオ制作の際、実際に鉄棒またぎをしている。場所は大泉学園そばの公園。近所の子供達が通るのが恥ずかしかった、娘に見られたり、今やってるアニメ作品のスタッフに見られると威厳がなくなるので困るとこぼしていた。ちなみに鉄棒またぎに関する秘話を、DVD-BOXに収録する新作まんがで描いているそうだ。
アフレコは毎話夜10時頃までかかった。特に沙絵と高倉の微妙な関係を表現するのに時間がかかった。ただ、沙絵役の小西さんは最初から「沙絵」だったようで、細かい演技のチェックが中心。むしろ高倉役の小野坂さんのほうが、例えば、呪文を唱えるところがヒーローっぽくなってしまうと駄目などチェックが多かったらしい。そのチェックの入りっぷりに小野坂さんは落ち込んだそう。そのためか、小野坂さんは作品の収録中はずっと「いじられキャラ」になっていた。
アイキャッチは絵コンテから動画まで佐藤カントクによるもの。ちなみに太い主線はプリントゴッコのペンで描いている。そうすると、最初から線が太くなり、後から太くする必要がなくなる(役に立つ人が少ない豆知識)。