STORY
第3話
2002/8/30
3.AKT「プリンセスの誓い」 〜Dornröschen:Panorama〜
[いばら姫:パノラマ]
あらすじ
 私、ほんとのプリンセスチュチュになれたんだ――。
 あひるは見習いクラスから脱出するために、自主練習をしていたが、昨日のことを思って夢うつつ。ぴけとりりえにその話をするが、ふたりにそれが「王子と鴉」のパクリと指摘される。そのお話の作者、ドロッセルマイヤーは大昔に死んでいて、お話も途中で終わっているという。
 練習場の窓から、みゅうとがるうと一緒にピクニックに出かけたのを羨ましく思いながら見送るあひる。そこへみゅうとを探しにふぁきあがやってきた。あひるはふぁきあには二人の行き先は教えなかったものの、ふぁきあが捜していることを伝えようと二人を捜しに行く。
 せっかく二人を見つけたのだが、るうがびんの飲み物をわざわざ空にして、みゅうとに水を汲んでくるように言うのを見てしまう。二人の様子は、デートなのにあまり楽しそうには見えなかった。
 みゅうとが水を汲んできた帰りに出会ったあひるは、彼が好きという気持ちもわからないのを知る。るうのした事にも、いばらのトゲで手を切っても何も感じない彼を助けることを心の中で誓うあひるだった。
 傷の手当てに水を使ってしまったあひるとみゅうとは、森の奥にレストランを見つけ、水をわけて貰おうとする。ところが、レストランのオーナーの女性・えびねは食事をしていくよう、執拗に勧めてくる。えびねに触れた瞬間ペンダントが光り、彼女が心のかけらを持っていると考える。
 えびねが出してくる料理は、どれも暖かそうに見えるのに、なぜか全て冷たいのだった。それに閉口したあひるだがみゅうとを店内に残したまま店を追い出されてしまい、あわててチュチュへと変身する。
 チュチュはえびねと踊るうち、えびねが夫と死別したことを知る。彼女が持っていたのは「さびしい」気持ちだった。えびねに夫の残したレシピのことを思い出させ、心のかけらを取り戻す。
 チュチュがみゅうとの元を去ったあと、ふぁきあとるうに見つけられる。ふぁきあがみゅうとを必死に捜していたのは、みゅうとが以前「気持ち」と口走ったことに何かしらの不安を感じたためらしい。そして、みゅうとが口走った「プリンセスチュチュ」の名を聞いたるうは、チュチュが王子とは結ばれない運命、告白すると光の粒となって消えてしまう悲劇の物語のヒロインであることを話すのだった。陰であひるがこっそり聞いているとも知らずに。
つれづれに
- 今回は前回で提示されたフォーマット(王子の心のかけらを見つけ、王子に返すのがプリンセスチュチュの使命)に従った物語の展開でしたが、それ以外にもみゅうとが心を無くしていることにふぁきあとるうが関わっていることが明らかにされました。次回予告から、その謎がさらに明らかにされることがひしひしと感じられます。次回も見逃せません!
- 猫先生の出番はありませんでした。ファンの方は残念でした。
スタッフデータ
脚本:横手美智子/絵コンテ:佐山聖子/演出:浅見松雄/作画監督:竹田逸子/美術監督:田尻健一