STORY
第4話
2002/9/6
4.AKT「ジゼル」 〜Giselle〜
[ジゼル]
あらすじ
 特別クラスの授業でるうがおどっているのを、あひる達が見学している。るうが疲れて、倒れるのにいち早く気付くあひるだが、大声を上げたばかりに、罰として居残りレッスンを猫先生に命じられる。
 あひるはるうとみゅうとが一緒に歩くのを見て、昨日るうとふぁきあが話していた、告白したら消えてしまうという物語の中のプリンセスチュチュの運命を考える。すぐに、私はみゅうとの心を取り戻してあげたいだけ、告白なんて考えてない、と振り切ろうとするあひる。そこに練習を促すようなピアノのメロディ。ペンギン先生のメロディに乗って楽しげに踊る姿にバレエに対する姿勢を認められ、あひるは晴れて見習いクラスからの復帰を果たす。
 その頃ふぁきあは、みゅうとが心を取り戻しつつあるのに気付き、それを恐れてみゅうとにきつく当たる。
「こころなど必要ない!」
 るうもまた、「るうと会っても寂しい気持ちが消えない」とみゅうとに言われ、衝撃を受ける。
 あひるは、みゅうとが誰かと話しているのを見かけるが、強風に目を覆った隙に見失ってしまう。探そうとした矢先にるうと出会ったあひるは、一緒にみゅうとを探すことになる。
 葬式の列にみゅうとを見つけた二人は後を追うが、墓地への道は行き止まりになってしまって先に進めない。すると二人の前にエデルが現れ、身分違いの恋に破れて命を絶った乙女の話を告げる。物語と現実が入り交じるこの町では物語は現実となり、乙女は道連れの男を求めていると。
 エデルが行き止まりを指し示すと、道は開けていた。駆け込むあひるとるう。そこでは物語の乙女が今まさにジゼルのローズマリーをみゅうとに手渡そうとしている。「受け取ってはダメ!死の世界に連れ去られるわ!」るうはそう叫ぶと乙女に躍りで勝負を仕掛ける。だが体力の無いるうは先に疲れて倒れてしまう。
 みゅうととるうのピンチにあひるはこっそりとチュチュに変身し、乙女に話しかける。「私はあなたと同じく好きな人とは結ばれない運命を持つの」、そして「相手を道連れにしても悲しみは癒されない」と。
 チュチュは「悲しみ」の心のかけらを乙女から取り戻し、無事にみゅうとに返した。それでもドロッセルマイヤーは問いかける。「寂しさ、悲しみ…これで王子は幸せになれるのか?」と…。
つれづれに
- 今週の猫先生:いつもの「私と結婚してもらいます!」だけじゃなかった!居残りあひるを見ていた2階から飛び降りると、見事な回転で着地!途中では猫っぽく回転しながら4つ足での着地を狙っているかのような姿勢なのに、着地寸前では横に回転…猫先生、それはありえません!
スタッフデータ
脚本:小中千昭/絵コンテ:河本昇悟/演出:関田修/作画監督:飯飼一幸/美術監督:田尻健一