あらすじ
「君が僕をどう思ってるのか知りたい」
あひるは、王子のこの言葉がただの鳥の自分でなく、チュチュに向けられているというジレンマに悩む。だが翌朝、何も変わっていない、問題ない、と無理に自分を納得させる。
るうは考える。私はるう、それ以外の誰でもない。これからもこれまでも…。そこへみゅうとが近付いて言う。「知りたい。僕はるうのことが好きなの?」「そうよ」じゃあチュチュのことを考えているときのこの気持ちは何?るう、本当はぼくは…」「知らなくてもいいの!そんな事は」険悪な雰囲気になる2人。
ふぁきあも悩んでいた。この手でみゅうとの心臓を砕こうとした、それがみゅうとの為と思っていた。しかしみゅうと自身が心を取り戻そうとしている今、自分にできることは運命に従うだけ…それを恐れている自分に気づいたふぁきあ。
あひるは、るうとみゅうとの練習を見て思う。みゅうとはるうちゃんにお似合い。私はただのあひる。分かってる…自分がみゅうとをどう思ってるのか。でも言えない。自らの運命に胸を痛める。
るうはるうで、変わっていくみゅうと、そして彼の心の中にあるチュチュへの思いに不安を募らせていた。変わらないでいい、ずっとこのままでいいと願うるう。
ふぁきあは古本屋を訪ね、自分の運命を確かめるべく「王子と鴉」の本をめくっていた。「この物語は全ての弱い者を守ろうとして、心臓まで失ってしまう王子の話、ただそれだけ…。」そこにエデルが現れ、頁をめくるのをためらうふぁきあの手を取る。そうして現れた頁の挿絵は、切り裂かれた戦士の絵。まるでふぁきあの体の傷のように…。
ひとりで練習するるうに話しかけるあひる。「私達、もっと友達になれるかな?」唐突に話しかけられて、とまどいつつも徐々に親しみを感じるるう。放課後もあひると一緒に帰りたかったが、あひるは居残り。残念そうにひとりで帰るるうは、鴉の鳴き声に寂しさを募らせる。
るうは、みゅうとや自分を変えてしまうチュチュが許せない。そこに、語り部ドロッセルマイヤーが話しかける。「このお話の主人公はチュチュかい、それともクレール?」クレールの名を知るるう。そこへ鴉がやってきて、チュチュの出現を告げる。鴉は真っ黒なトゥシューズに代わり、それを履いたるうはクレールへと変身する。
美術科の少女まれんに王子の心のかけらを感じたあひるはチュチュに変身し、「一途に思う心」を取り戻す。クレールはチュチュを邪魔するために現れるが、みゅうとに恐れられる。それを見たクレールは自分が嫌われる存在であることにショックを受け、苦しむ。そのさなかに一瞬るうの心を取り戻したように見えたが、ふぁきあに名を呼ばれたことですぐにクレールに戻り、飛び去ってしまう。
つれづれに
(執筆中)
スタッフデータ
脚本:小中千昭/絵コンテ:紅 優・佐藤順一/演出:玉川達文/作画監督:小林明美/美術監督:田尻健一
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