STORY
第10話
2002/10/18
10.AKT「シンデレラ」 〜Aschenbrödel:Walzer-Coda〜
[シンデレラ:ワルツ-コーダ]
あらすじ
 クレールが去ったあと、ふぁきあがチュチュに迫る。鴉を前にしてなぜ倒さない、心を戻すだけではみゅうとは守れない、と。クレールが苦しんでいるのを気にするチュチュにいらだちを感じたふぁきあは、チュチュに斬りかかる。ふぁきあを止めたみゅうとは、ふぁきあが震えていることに気付く。チュチュはそのすきにその場から逃げるが、途中でペンダントを落としてしまい、それをふぁきあに拾われてしまう。
 ペンダントを失い、鳥に戻ったあひるは一晩中ペンダントを探し回り、そのまま眠ってしまう。それを見つけたふぁきあは、あひるがペンダントを奪おうとするのを無邪気に感じ、優しく声をかける。「おまえは罪が無くていいな」
 ふぁきあの部屋に忍び込むあひるだが、ペンダントを片時も離さないふぁきあ。そこへクレールの使いの鴉が、みゅうととクレールの結婚式の招待状を持ってくる。ふぁきあは鴉との戦いを決意する。ふぁきあは、親代わりのカロンに騎士の証であるローエングリンの剣が欲しいと言う。みゅうとが心を取り戻し、鴉も復活しつつある。言い伝えの通りならば、自分は騎士の生まれ変わりのはず、と。
 ふぁきあの両親が死んで、カロンの所にやってきたときに教えてもらった言い伝え。いつしかその「王子と鴉」の話はふぁきあの誇りとなっていた。道に倒れている王子を見つけたことで運命は動き出した。伝説の王子ミュートスにみゅうとと名付けたふぁきあは、弱い者を守るために身を投げ出す王子のことをずっと守ると決めたのだ。
 だがカロンは、ふぁきあは自分が騎士と同じように鴉に引き裂かれるのを恐れていると指摘した。ふぁきあもそれを分かってはいたが、みゅうとを守りたい一心で店を飛び出す。町外れで人目を忍んで泣くふぁきあ。その一部始終を見ていたあひるは、自分が何も見えてなかったことを悟り、鳥の姿のままふぁきあの前に現れて、一緒に涙を流す。ひとしきり泣いた後、ふぁきあはペンダントを鳥のあひるに渡して帰っていった。
 カロンには、王子の心のかけらのうち「後悔の心」が潜んでいた。チュチュの出現で物語が進んでいるのを知ったカロンは、ふぁきあを信じようと思うようになる。そして運命に立ち向かう決意を固めたふぁきあに、騎士の剣を渡す。
 教会に向かう途中のみゅうとと出会ったチュチュは、共にクレールに教会へ連れ去られる。いばらの檻に閉じこめられたチュチュの目の前で、鴉の舞踏会が繰り広げられる。王子と踊るクレール。そこにふぁきあが飛び込んできた。斬りかかるふぁきあに対し、王子を盾にするクレール。だが、チュチュの声に我に返ったクレールは、王子に見つめられて動揺し、その場から逃げていった。
 その後、そっと寮に戻ろうとしたあひるだったが、ふぁきあに見つかってしまい、さらにペンダントのことにも気づかれてしまう。チュチュの正体があひるであることが、ふぁきあに知られてしまった。
つれづれに
(執筆中)
スタッフデータ
脚本:池田眞美子/絵コンテ:佐山聖子/演出:佐山聖子/作画監督:塩川貴史/美術監督:田尻健一