STORY
第11話
2002/10/25
11.AKT「ラ・シルフィード」 〜La Sylphide〜
あらすじ
 ひとりで踊るふぁきあ。プリンセスチュチュの正体を知った彼は、自分だけでみゅうとを守る決意を新たにする。
 一方、あひるは正体がばれたことに落ち込んでいた。ぴけとりりえはみゅうとにふられたのが原因と勘違いし、彼に振り向いてもらうためにプレゼントをしたら、と勧める。その会話を通りがかったみゅうとが耳にして、自分もチュチュの気持ちを知るためにプレゼントをしようと考えるようになる。
 ふぁきあはあひるを呼び出し、チュチュであることを確認してきた。逆にあひるはふぁきあに尋ねた。みゅうとを守るため、なぜ心を砕いたのかと。だがふぁきあはそれには答えずにこう言った。もう物語は動き出した、どんな結末になってもみゅうとを守ると告げる。あひるのことは信用していないふぁきあは、ひとりで戦うと言って去っていった。
 るうはその頃、みゅうとと連れ添って歩いていた。これ以上心が戻ったら、みゅうとは鴉の私から離れてしまうだろう。チュチュさえ現れなければ、ずっとあのままでいられたのに…。るうは切なさをチュチュへの憎しみへと変えていく。二人の前に現れたエデルが、愛する人への贈り物にと、愛の宝石をみゅうとに渡す。プレゼントの贈り先を感じ取ったるうは一晩の約束で宝石を借り、その宝石に憎しみの心を込める。
 チュチュの正体をふぁきあに知られたあひるだが、なぜかほっとしていた。そして、常にひとりで考え、戦って、泣いていたふぁきあのことを思う。いつもは本当の心を見せてくれない彼だけど、あひるの自分に見せてくれた優しさや弱さ、それが本当の彼なんだ、と。
 翌日、みゅうとはるうから宝石を返してもらうと、それをプレゼントするためチュチュを探して街を歩きまわっていた。エデルにみゅうとの目的を知らされたあひるは、プレゼントの相手がチュチュかもしれないと思い、みゅうとを探しにいく。みゅうとを見つけたあひるは、みゅうとのプレゼントの相手がチュチュだと知る。みゅうとが会いたいのは自分ではなくチュチュ、しかもチュチュになって思いを告げれば光の粒になってしまう、それでもあひるは、王子の心知りたさにチュチュとなって、みゅうとの前へ現れる。
 みゅうとからプレゼントを着けてもらうチュチュ。プレゼントをしただけではチュチュの気持ちが分からないと知ったみゅうとだが、チュチュが喜んでくれたことで満足と感じる。そのとき宝石に宿っていた王子の心のかけら、「愛する心」が現れた。チュチュがみゅうとにかけらを戻そうとした瞬間、宝石に潜んでいたクレールの鴉がチュチュを捕らえ、そしてクレールが現れた。みゅうとをずっと監視していたクレールは、チュチュの正体があひるであることも知っていた。
 クレールがチュチュに襲いかかろうとしたそのとき、ふぁきあが現れた。しかし、鴉に引き裂かれる騎士の運命を思い出して、どうしても戦うことができない。そうしている間に、クレールはみゅうとから心のかけらを無理矢理に引き抜いてしまうと、一緒にどこかに消えてしまった。
つれづれに
(執筆中)
スタッフデータ
脚本:佐藤卓哉/絵コンテ:河本昇悟/演出:室谷 靖/総作監補:赤田信人/作画監督:牛田勇二・吉川真一/美術監督:田尻健一