MS 太田 寛氏によるセッション。概要を簡単にまとめました。
・IoTとは
・2020年までに255億台のデバイスがネットワークに接続する。
・IoTの構成要素=デバイス・接続・データ・分析
・IoTデバイスの4分類
・STANDARD=x86。PCアーキテクチャ。PCと同じWin32アプリ。(ATM、キオスク端末等)
・MOBILE =ARM/x86。タッチ優先の体験。(業務用ハンドヘルド、モバイルPOS等)
・SMALL =多様で低価格なSoC。目的に特化したデバイス。(ゲートウェイパネル等)
・MICRO =ネットワーク接続されるセンサーや駆動器、小リソースなARM。(コントローラ、センサーハブ等)
・Windows 10 IoT
・Windows8世代では、上記4分類にEmbedded版Windowsから、.NET Miro Frameworkまで提供してきた。
・Windows10ではこれらの大半を取り込み、Windows 10の優位性を持ち込む(UWPなど)
・STANDARD<-Windows 10 IoT for industory devices
・MOBILE <-Windows 10 IoT for mobile devices
・SMALL <-Windows 10 IoT Core
・MICRO <-(.NET Micro Framework)
・IoT Core
・Raspberry Pi 2などの小型デバイスを初めてサポート
・特徴として、「シェル(UI)/ストア/MS標準アプリ無し」「UWPのみ動作」「特定デバイスのみサポート」がある。
・現在はRaspberry Pi2の他、2機種がサポート対象。
・開発環境は当然Visual Studio。無料版でも開発可能。(組込み分野の人からすると圧倒的に安価で便利になった)
・IoT Extention SDK(拡張)で、ハードウェアI/O(GPIO、シリアル等)やシステム設定へのアクセス(Bluetooth等)が提供。
・AllSeen Aliance Alljoyn対応(多種多様なデバイスの相互接続、連携を実現する規格)
RP2でUWPを動作させるもよし、Arduinoっぽくデバイスぶら下げて使うもよし。いろんな活用方法がありそうです。