Amazon EchoなどAlexa対応製品向けスキルとして、屋内での運動を支援する2つのスキルを作成、公開しました。技術的には特に特徴のないスキルですが、なぜこのようなスキルを作成することを思いついたか、その経緯を残しておこうと思います。
きっかけはハッカソン
自分は2018/11/17~18に開催された「スポーツ×ヘルスケア×北海道ハッカソン」に参加しました。これは「アーバンデータチャレンジ」という、オープンデータ活用による地域課題の解決を目的としたコンテストの派生イベントとして、北海道名寄市の地域課題を考えるため開催されたものです。
アイデアソンの結果、「市民の健康増進」をテーマに4名のチームで動作するデモを作成することを目標に2日間取り組みました。当日は実装力不足もあって、自分が担当したスマートスピーカー部分はモックアップデモになってしまいましたが、「継続的に取り組みやすいのでは」との評価を頂きました。
単体スキルとしての提供
ハッカソンで考えたアイデアは一旦そこまでになりました。ですが、冬季はマイナス20度にもなる名寄では、スキーやスノボが盛んな一方、運動しない人も結構いるという話はすごく印象に残りました。
そこで、Amazon Alexaのスキル開発者キャンペーンに合わせてスキルを完成させることにしました。ちなみに、椅子に腰かけてできる軽い運動と、屋内での有酸素運動とではターゲットとなる利用者層が異なるので、スキルはあえて分けました(数を稼ぐためではありません!!笑)

ということで、「こしかけ体操」と「おうち体操」をリリースしました。「おうち体操」はダイエットに使えると思いますし、「こしかけ体操」は仕事の合間とかにもいいのでは、と思ってます。ぜひ多くの人に使ってほしいです!
そうそう、アイコンの色はハッカソンの時に作ったサービスのテーマカラーをそのまま使ってます。ちょっとエモいですね。