2019/7/30 Google Cloud Next 19 in Tokyo Day0 参加レポート #GoogleNext19

2019年はde:code、AWS Summitに続き、Google Cloud Nextにも参加できることになりました。ただ、1日目は業務都合により午前中だけ参加。(2019/7/31追記:数え方としてはDay0らしいのでタイトルだけ直しました)

Google Cloud Next 19のイメージ

開発者向けセッション「モダンアーキテクチャ」

このセッションでは、アプリケーションアーキテクチャに関わる最新トピックスの紹介がされました。

Serverless containers with Cloud Run

サーバレスとコンテナの両方のメリットを享受できる、サーバレスコンテナの構築ができるサービス。数秒でコンテナ起動ができるなど、コンテナ運用の効率化とコストダウンが期待される。

GCE(Google Container Engine)とGKE(Google K8s Engine)、ともに提供される(GKE版はβ)。publicな用途(Webサイト、APIエンドポイント、モバイルバックエンド、Webhook)に限らず、privateな用途にもユースケースが考えられる。

所感:サーバレスの選択肢を増やし(他はCloud FunctionsとApp Engine)、適用できるアプリを増やしている。むしろ、適用領域の広さから、コンテナこそサーバレスの本命かもしれない。

App Engine Standard 2nd Generation Runtimes

GCPのPaaSサービス、Google App Engineの第2世代サービス。第1世代からの進化は3点。

①More Idiomatic:開発者が使い慣れた環境を使えるようにする。Python3やJava11など最新版をサポートし、サードパーティのライブラリやフレームワークも使えるようになった。JavaのClass whilelist(特定のクラスしか使えない)の制限も撤廃。

②More Portable:(聞きそびれた。ポータビリティの向上ってことなんだけど…)

③More Up-to-date:言語バージョンの最新化に追従。Python3.7/Java11/Node.js 10/PHP 7.3/Ruby 2.5beta/Go 1.12など。

所感:ここでは触れられなかったけど、1st Genの一部APIは2nd Genでサポートされないらしく、移行は大変だそうですよ。

Serverless Containers with Knative

Knativeとは、ユーザーアプリケーションをk8s上に構築するのに必須となる各種ミドルウェア群。大きくBuilding/Serving/Eventingの3つの機能に分かれる。

①Building:コードをコンテナ化するためのテンプレートなど。

②Serving:サーバレスコンテナとしてデプロイ、オートスケール、リビジョン管理、トラフィック分離(複数リビジョンのアプリを別々にデプロイして特定のリビジョンだけトラフィックを絞るとかできる)など。

③Eventing:様々なイベントソースからのイベントを受け、サービスへ接続するEvent Hub機能を提供。

所感:Cloud RunはGCE/GKEのみに提供されているが、Knaviveを使えばそれらが使えない環境でもサーバレスコンテナを実現できるということで、GCPを選ぶ理由になり得ると感じた。

Anthos Technical Deep Dive

Anthosとは、オンプレミス環境にGKEを提供してクラウド上のGKEと統合するアーキテクチャ、それにより既存システムをオンプレ版GKEに載せた後クラウドのGKEへ持ってくるというマイグレーション(Lift & Shift)の戦略のこと。

①GKE on-Prem(オンプレ版GKE);オンプレミス環境上にVSphereがある前提。VSphere上で管理VMを動作させ、その配下でユーザーアプリのクラスタVMを構成する。マネージドサービスなので、k8sのバージョンアップなどは意識する必要がない。オンプレ版GKEとクラウド版GKEは専用のProxyサービスで接続。TLSベースの暗号化通信で安全に相互接続し、相互に呼び出しが可能。また、GKE管理コンソールはオンプレ版とクラウド版の両方を1画面内に混在して扱える。

②Istio(サービスメッシュ):サービス間で直接接続するマイクロサービスに対しProxyとして動作、サービスメッシュとして管理可能とするオープンソースソフトウェア。AnthosではIstioをサービスメッシュとして採用。

所感:Lift & Shiftの実現のために、オンプレ版GKEも含めてブランド名を付与したところに、Googleの本気っぷりを感じる。

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