Kickstarterで、Arduboyに続いて2つ目のArduino互換機を買いました。microduino社の「mCookie」といいます。ハードウェア工作の試作などに使いやすい、Arduinoベースのプロトタイピング・ツールです。
特徴は公式サイトの画像にも書かれているとおりですが、
- CPUや各種拡張機能が機能ごとにユニット化、必要な機能だけコンパクトに実装できます
- ユニット間の接続は重ねあわせるだけ、POGOピンという特殊接点と磁石で確実に接続できます
- ユニットの両端にLEGO互換の凹凸が設けられていて、LEGOをプロトタイピングに活用できます
既にネットでも買えるようになってます。CPUとセンサーの組み合わせで101 Basic Kit、201 Advanced Kit、301 Expert Kitの3種類が用意されてます。私が今回入手したのは、201 Advanced Kitです。
パッケージは10cm×20cm×4cmくらい。丈夫なボール紙でできていて、洗練されてます。
中箱を引き出すと、こんな感じ。赤いのがCoreUSB(CPUユニット)、黄は各種機能、青は通信、緑が拡張用となってます。
さらに開けると、説明書やスイッチ・センサー・ケーブル等が出てきます。
この201 Advanced Kitには、以下のものが含まれてます。
- CoreUSB:CPUユニットとUSBポートを持つ中核ユニット
- Battery Management:同梱の電池ボックス接続用のユニット
- Bluetooth:スマホから制御できます
- Sensor Hub:スイッチ・センサーとのデジタル接続端子を12個搭載
- Amplifier:同梱のスピーカー接続用。アナログ端子としても使用可能
- Audio:MP3ファイルのデコーダICかな
- Audio Shield:microSDカードを搭載可能。Audioユニットとセットで使用
- Real Time Clock:時計用
- Color LED:LEDユニット。3個入り
- Clash Sensor:スイッチ。オンオフを検知できます。2個入り
- Buzzer:ブザー。多少なら音程も鳴らせるかも
- Microphone Sensor:マイク
- Humidity/Temp Sensor:湿度・温度センサー
- Passive Infrared Sensor:焦電センサー
- Joystick:十字キー
- Light Sensor:光センサー
- Infrared Emitter:赤外線LED
- Infrared Receiver:赤外線センサー
- OLED:有機ELのモノクロディスプレイ
- USB Cable:USBケーブル。端子同士も磁石でくっつく
- Battery Module:単3電池が2個入る電池ボックス。乾電池とLi充電池(10440)に対応
- Speaker:スピーカー。2個入り
- Sensor Cable:センサー接続用のケーブル。12本入り
- Lego Connector:LEGO接続用のパーツ。6個入り
付属のマニュアルには、IDEのインストール方法や、7個の作例が掲載されてます。次のエントリーから、順々に進めていこうと思います。
ピンバック: microduino mCookieとMixlyで、ハードウェア・ビジュアルプログラミングをやってみた – ぼっちの王国
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