デブサミ2015「IoTハンズオン」に行ってきた

投稿者: | 2015年2月20日

行ってきました、IoTハンズオン。
目論見通り、Microsoft謹製のIoTキットを入手。
WP_20150219_002

IoTキットは、GR-SAKURAボード(ルネサスによる評価ボード)と、
WAKAMATSU-MS-SENSORボード(センサー搭載のドーターボード)からなります。
ドーターボードはGR-SAKURAボードに接続して使います。

時間圧縮の為、必要な開発環境一式は事前インストールと言われました。
・Visual Studio 2013
Express不可、Communityまたは有償版。
・.NET Micro Framework SDK
http://netmf.codeplex.com からnetmf-v4.3.2-SDK-R2=Beta.zipを入手、展開し、
MicroFrameworkSDK.msiとnetmfVS2013.vsixを実行。
・.NET Gadgeteer Core
http://gadgeteer.codeplex.com/ からGadeteerCore.msi をダウンロードし実行。
・Azure Tools SDK
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=323510&clcid=0x411 からAzure SDKのEXEを入手、インストール。
・有効なAzureサブスクリプション(無料評価版で可)

概要は、こんな感じ。
1)Azure Mobile Serviceの作成
・蓄積データ置き場として、SQL tableを作成。

2)組み込みアプリ(温度計測、データ更新)の作成。
・GR-SAKURAのデバイスドライバを組み込み、OSから認識させる。
・サンプルアプリ(5秒毎にMobile Serviceへデータ送信)をVS上で修正。
・GR-SAKURAにアプリ配備、実行。
・Azure Mobile Serviceで作成したtableにデータがあるのを確認。

3)SignalR送信Webアプリ作成(他Azureサービスへのデータ送信)
・サンプルアプリをVS上で修正、実行。
・AzureのSignalR Hub経由で、自分のGR-SAKURAに送信データ指示。
・GR-SAKURAは講師の用意した別アプリにデータを送信。
(どの端末から何件データ送信されたかをグラフ表示)

4)Mobile Serviceのデータを他アプリへ転送
・SQL tableにサンプルスクリプトを追加。
・転送先は、3)で作成したアプリ。
・2)で蓄積していたデータを3)へ転送。(⇒講師のアプリへ転送)

こんな感じで、超駆け足だったので、
コードの意味を全く理解できてません…!
宿題だな、これは。

なお、同様にIoTキット配布+ハンズオン込みの、
「IoYT普及コミュニティー(仮称)」のキックオフが3/15にあるそうです。
(場所はいつもの品川本社)
参加登録は http://aka.ms/ioytjp だそうです。

(サイトを見たら、配布されるハードがGR-PEACHになるらしい)

カテゴリー: IoT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください