LINE Clova CEKのハンズオンに参加してみて #linebootawards #Clova_CEK #駅すぱあとWebサービス

投稿者: | 2018年8月11日

7月にLINEのスマートスピーカー、Clovaの開発SDK「Clova Extension Kit(CEK)」が公開され、スキル開発ができるようになりました。強力なコミュニケーション基盤(LINE)や決済基盤(LINE Pay)、膨大なユーザー数を持つLINEのスマスピってことで、とても興味深い存在です。

ということで、LINE Clova CEKのハンズオンに2回参加してきましたので、その感想を書きたいと思います。

2018/7/29 「スマートスピーカ勉強会~LINE Clovaスキル開発ハンズオン&人気アプリのスピーカー登壇」

イベントサイトはこちら。LINE Clova CEK公開後初のハンズオンとあって、多くの参加者を集めていました。今回のイベントは前半1時間程が開発ハンズオン、後半はアプリ開発者による講演ということでかなり盛りだくさんの内容でした。

期待の開発ハンズオンは、カスタムインテントとカスタムスロットをひとつづつ設定するというベーシックな内容。ですが、自分のPCが認証プロキシがどうしても外れないというトラブルのせいもあって、ブラウザ経由での動作確認までたどり着けませんでした。

後半の講演では、VoicaAppLabのコバヤシトール氏、クックパッドの山田氏、Voicyの緒方氏、SmartHacksの山田氏からそれぞれのご経験に基づくお話がされました。これ、正直もっと時間取って話を聞きたいやつでした。

最後の懇親会では、エバンジェリストの立花さん、CEK企画チームの小城さんと会話できました。こういう方々とお話しできるのもイベントの魅力。小城さんによれば、LINE PayのAPIとの連携はできませんが、慎重に検証しているとのことで、今後の展開に期待が持てます。

2018/8/6「Clovaスキル×駅すぱあとWebサービス開発体験!初心者向けハンズオン」

イベントサイトはこちら。外部APIを使えるハンズオンということで参加。今回の会場でもあるヴァル研究所さんは、「駅すぱあとWeb Service」というAPIを公開されています。そのAPIの一部は無償で提供されており、今回はそれを使ってのスキル作成となりました。そのため、ハンズオンの教材はヴァル研究所さんが作成されたものとなっていました。

この教材、先日のLINEさんのものよりアプリ構成がずっとシンプルになっていたり、herokuへの接続確認にしっかりページを取っていたり、カスタムスロットなど手作業のところは全てアップロードで済むようにファイルが準備されていたりと、非常に初心者向けを意識されたものになっておりました。自分も無事にゴールに到達し、一部改造もできるほど時間的余裕もありました。

なお、当日の教材はSlideShareGitHubに公開されておりまして、自由に使って他の人に教えてください、と講師の竹田さんにも言っていただけました。こういうのは本当にうれしい。会社など自分のコミュニティに戻った時に広めたくなる仕組みっていいですね。

さらに、おそらくはLINEさんの協力と思われますが、Clova Friendsの実機貸出もされており、自分も実機での動作確認ができたのでした。実際に機会を触るとワクワクするし、やっぱり実機欲しいなあと思ってしまいます。(LINEさんの思惑通りか?笑)

おまけ:壁一面のJR時刻表。「駅すぱあと」の歴史を感じさせます

まとめ

LINEさんはLINE BOOT AWARDSに合わせて、全国規模でClovaハンズオンやハッカソンを開催されています。コンテストの賞金規模もさることながら、こまめに開発者向けイベントをやって、開発者との距離を一気に縮めようとしている姿勢が多くのエンジニアを惹きつけるんだろうなあと感じさせます。自分でも何か作ってみたくなるし、周りを巻き込みたくなる、そんな空気に満ちていて、いまとても熱いですね、Clova。

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